ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第296死「ヘルシング伝説」 感想

こんにちは。とても遅くなってしまいましたが、今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

今回は久しぶりのヘルシング回!以前国立国会図書館へ行った際(第269死)に彼の記憶の一部が戻りましたが、その記憶とは彼が過去に“吸血鬼の王の退治”を密命としてイングランド王室から受けていたという内容でした。自分のやっていた事の大きさに驚きつつも、未だ詳細な記憶が思い出せない事にモヤモヤするヘルシング

図書館から借りてきた自分の著書を読みながら、彼は自分の過去の記憶を呼び起こし始めます。

 

時代は1885年。王の退治という密命を受けたヘルシング(人間の姿)は自分の持ちうるあらゆる知恵と手段を用いて王を倒す事を決意。王室から吸血鬼の王は小さな港町ホットベイを利用するという情報を得ると、そこで待ち伏せをする為の準備を始めました。(ここで裏でY談おじさんが人間と絡んでいるの面白いですねー)

 

そうして迎えたとある日。港町ホットベイにとある黒服の男性が一人辿り着きました。人間に紛れて船に乗っていた彼、若き日の御真祖様の耳にとある音色が届きます。軽快なリズムのそれに釣られ、音の発生源へと飛んで向かう御真祖様。そこで待ち受けていたのは、真剣な表情でタンバリンを鳴らすヘルシングでした。

「来たな 吸血鬼」

そう言いながらヘルシングはセットしていたボウガンを躊躇いなく発射します。鋭い矢は御真祖様の胸へと直撃。それで攻撃を終える事はせず、ヘルシングはすぐに斧を構えてその首を切り落とします。更に油を撒き火をつけ、一瞬でその体を燃やす事に成功しました。

 

いや、すごくない??あの御真祖様相手に一瞬でここまでやれちゃうのヘルシングさん??御真祖様側があえて攻撃を受けていたとも考えられますが、それでも男性人型の首を躊躇いなくすっぱりいけちゃうの色んな意味ですごい……というかまさかタンバリン回がこんな所で設定として生きるとは(第266死)

 

燃え盛る炎を見ながらやったかと思いかけるヘルシングですが、そんな彼の目の前で御真祖様はまるで何事も無かったかの様に炎の中から復活を遂げました。

暗殺という方法が失敗し焦るヘルシングと僅かに笑みを浮かべる御真祖様。そんな二人が対峙した所で今回は終わりとなります。

 

 

いやー面白かった!!いつも面白いですが、今回は重大な事実が分かる回想シーン&アクション多めでとても楽しかった!!次回の展開が気になりますね……!!