ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第320死「過ぎ去りしかつての日々よ」 感想

こんにちは。今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は前回(第319死)のヘルシング回の続きとなります。退治依頼の手紙を貰い、その村へと向かった退治人ヘルシングとその助手(吸血鬼の王)。

そこではキノコが寄せ集まったかの様な姿をした下等吸血鬼が牙を剥き、人々の平穏な生活を脅かしていました。

早速吸血鬼を斧でバラバラにしていくヘルシング。対御真祖様の時もだけど、この人知識もあるし戦闘能力も高いなー

しかし吸血鬼は再生能力があるのか、すぐに元に戻ってしまいます。手伝おうとする助手を制し、次にヘルシングが考えた方法は何と吸血鬼を料理して自ら食べきってしまう事。力技過ぎる……

キノコ吸血鬼を土から引っこ抜き、シチューやソテー、ハンバーグにして食べるヘルシング。ですがその味はとてつもなく不味く、匂いを嗅いだ野良犬が飛び上がる程。それでもヘルシングは退治の為に叫びながら食べ続けます。料理をしても再生し続ける激マズ吸血鬼に苦戦していると、助手が近付いて来ました。

「私は君の助手 手助けはしてもいいはずだ」

そう言いながら助手は下等吸血鬼を一気に鍋に放り込み、巨大なかき揚げにしてしまいました。不思議な事にそのかき揚げはとても美味しい物に仕上がりヘルシングは驚きます。それでも再生能力は衰えず、ヘルシングは大量のかき揚げを一気に平らげる羽目に。

膨れた腹をかかえ地面に倒れ伏した状態でヘルシングは助手に手助けへの礼を言いました。自分一人でも退治出来たと言いつつも礼もちゃんと言えるのはすごい。

こうして英雄と助手の初めての共闘は終わりましたが、それからも次々に依頼は舞い込み、二人は共にそれらに関わっていく事に。

一度は殺した吸血鬼にヘルシングがある種の友情を感じ始めた頃、彼宛に手紙が一通届きました。

『救国の英雄ヘルシング

 醜悪なる家畜どもの下僕 家畜どもの命惜しくば私の元へ来るがよい』

 

そんな気になる所で今回は終わりになります。次回のヘルシング回は一体いつになるんでしょうか……それではまた!