ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第297死「ヘルシング伝説~舞台裏~」 感想

こんにちは。とても遅くなってしまいましたが今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

前回御真祖様をホットベイで待ち伏せし、奇襲する事に成功したヘルシングでしたが、全身を燃やされてもいとも簡単に復活するその姿に思わず愕然としてしまいます。しかしそこで諦める事なくもう一度火をつけようと考えるヘルシング。そんな彼に御真祖様は笑って話しかけました。

「勇猛なる昼の子よ 名は?」

その問いにヘルシングは自分の名を名乗り、たとえ差し違えても吸血鬼を退治する事を宣言します。(あれだけの力を見せられて心折れてないの凄いなあ……)鋭い斧と敵意を向けられた御真祖様はそんな退治人をいともたやすくねじ伏せ……る事等はせず、ヘルシングをマイフレンドと呼び、更にロンドン観光のおすすめスポットを尋ねました。

予想外の事に混乱するヘルシングに御真祖様はロンドンに来た訳を話し始めます。

そうして回想に入るのですが……何とその中で、今まで存在と名前だけは判明していた『傀儡女』ガブリエラが登場!野球拳、マイクロビキニ、下半身透明三兄弟の母親ですね!確かに次男そっくりですね顔。

反人間派の彼女は御真祖様を催眠にかけて、ロンドンを襲わせようと目論んでいましたが、どうやら7日もかけたその催眠は御真祖様にはいい観光名所を教えてもらった位にしか伝わらなかった様です。

色々と滅茶苦茶ではありますが、彼の話に嘘は無いだろうと思ったヘルシングは今自分に出来る最善を考え、取り敢えず彼に一旦帰ってもらう事、そして吸血鬼達に人間侵略等するつもりはないと伝える事をお願いします。

それをあっさり了承した御真祖様。しかしそのまま帰る事はせず、案内役ヘルシングを連れロンドンの町をマッハで一晩満喫してから悠々と翼を広げて帰っていきました。

 

ヘルシングはその出来事を包み隠さず上に報告。しかし王室はそれを吸血鬼の撃破として彼に大守護騎士勲章を授与。お陰で人間が吸血鬼に勝利したという『事実』は世間に大きく広がり、ガブリエラをはじめとする反人間派の吸血鬼の勢力は急激に衰える事になりました。

 

自分がやった覚えのない功績を称えられ、しかし真実を吹聴して回る事も出来ずに溜息をつくヘルシング

そんな彼の元をとある吸血鬼が訪ねてきた来た所で今回は終わりになります。

「ハローフレンド おヒマ?」

 

 

前回今回で重大な事実がいくつも明らかになりましたね……!ガブリエラ、どこかへ姿を消したらしいですが、いつか現代にも登場したりするのでしょうか?(設定が重すぎるので本編では出てこないとアカジャ等で書かれてはいますが)ヘルシングの忘れた過去もまだ色々ありそうなので今後が楽しみですね!それではまた!