ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第291死「チキチキ汚い言葉ダメゲーム」 感想

こんにちは。とても遅くなってしまいましたが、今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

今回はドラルクの父ドラウスがいつものようにアポなしで事務所に遊びに来る所から話が始まります。(学習しないパパだな)

今回は珍しくドラルクが事務所に居ましたが、まさにロナルドと口喧嘩の真っ最中。その言葉遣いの汚さに流石のドラウスも息子を肯定する事無く心配した様子を見せます。ドラルクがゲーム実況のリスナー達に聴いてみても、ドラルクの言葉遣いが汚い事を肯定するコメントばかり。

 

少し時が経ち、ドラウスが沢山構ってもらえて帰った後(パパ良かったな)の事務所。自分の言葉が汚くなったのは同居人のロナルドのせいだと主張するドラルクは、彼を巻き込んで『第一回チキチキ汚い言葉使ったらダメゲーム』というものを開催します。最初は一人でやってろと言っていたロナルドですが、このまま口汚くなるといつかそれをうっかり依頼人に向けてしまうかもと言われあっさりゲームに乗ってしまいます。(チョロい)

ゲームには以前出てきた誰でも幻覚見えるくんを使用。汚い言葉を使うとそれ相応のイヤな幻覚が出るという誰が得するんだそれという追加機能を御真祖様に付けてもらったそうです。頼むドラルクもやる御真祖様も仕事早くない?

スイッチを付けると早速二人がお互いを罵倒する度にゲロを吐く笑顔の球体怒れるオッサンの顔をしたパンジー等、イヤというか気持ち悪い幻覚が沢山出現し始めます。

何とか罵りを口にしない様にしたり、綺麗な言葉で相手を馬鹿にしたりする二人。それでも上手くいかずに事務所にはイヤな幻覚達が増えていきます。

不毛過ぎる戦いを流石に止めようとするロナルド。しかしそこでドラルクがある事を思いつきます。この装置、もしメッチャ汚い言葉を使ったらどんだけヤバいモンが出てくるのだろうと。

この「絶対大変だし後から後悔しかしないだろうにちょっと楽しそうor結果が気になる」事を提案するドラルクの好奇心の強さ、御真祖様によく似てるなあと思います。

デメキンが心配する程の流されやすさでその提案に興味を持ってしまったロナルドと共に、二人は汚い言葉についての試行錯誤を重ねました。

そうして黒塗り伏字を多用する程の罵倒を叫んだ結果……幻覚くんはニキビと包丁を生やし、鼻からゲロを吐き続けるグラデーションのかかった肉の塊みたいな(上手く日本語に出来ない位ヤバいやつ)バケモノを生み出してしまいました。スイッチを切ろうにも幻覚が邪魔をして切る事が出来ない状態に、泣きながら後悔するロナルドの横でドラルクは再び思いつきます。もしかしたら美しい言葉から生まれた幻覚は汚い言葉に勝つのでは無いかと。実際に綺麗な言葉で生まれた天使の幻覚が、他の幻覚を殴り倒すのを見た二人は今度は思いつく限りの美しい言葉を叫びました。

そうして生まれた美しい言葉如来(の幻覚)如来は神々しい光を放ちながら先程生み出された汚い言葉のバケモノ(の幻覚)を浄化……では無くムシャムシャと喰らっていきます。美しさとは。

その結果どうなったかというと……如来とバケモノは見事に合体し更なるバケモノとなって街を破壊。(幻覚だからセーフ)その幻覚は幻覚見えるくんの電池が切れるまで終わりませんでした。

最終的にロナルドは暫くバケモノの幻覚に悩まされる事になってしまいますが、これを機に少しでも言葉遣いが改善されるならよかった……のかな?という所で今回は終わりになります。

 

『次号→ロナルド吸血鬼退治事務所へやってきたのは…!!』いつもの次回予告ですね。新たな吸血鬼(バカ)か、それともいつもの誰かが面倒事を持ってきたのでしょうか……それではまた!