ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第295死「バカじゃねーのか花束だオラ」 感想

こんにちは。遅くなってしまいましたが、今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

今回はこの漫画内でもトップレベルを誇るバカ、武々夫メイン回です!!

友人であるマナー違反と下半身透明と別れ、一人帰路につく武々夫。(柱文でも書かれてますが、こいつ本当に交友関係広いな)

その背後に迫る何やら怪しい影。彼はその影に襲われてしまいます。

 

場面が切り替わりお馴染みロナルドの事務所。先程襲われていた武々夫がそのドアを荒々しく叩き、苦しそうに呻きながらやって来ました。何があったのかというロナルドの問いに武々夫が口を開きます。

「わ…私を…この武々夫という肉体から解放してくれ…!!」

バカの上に中二病まで煩ったのか?と冷めた対応をするロナルドですが、ドラルクの方はこの武々夫が誰かに精神を乗っ取られた状態である事を見抜きました。

武々夫の中にいる男の名はアルジャ。精神支配の能力を使う危険度Aランクの吸血鬼……なのですが、どうやら乗っ取ろうとした武々夫があまりにもバカ過ぎた為、自身の精神が侵食され武々夫と融合しそうになっているそうなのです。(バカすげえ)

自業自得ではあるし、このまま融合した方が危険度Aランクの吸血鬼が居なくなって平和になるのでは?とも思いますが、後々どんな影響があるかが分からない為、ドラルクとロナルドは色々な方法を考え何とか二つの精神を分離させようと試みます。

ゲーテの詩を暗唱させたり、互いの性癖に合ったエロ本を使ったり等……しかしそのどれもが失敗に終わり、アルジャの精神は殆ど武々夫に侵食されてしまいます。

もう自分は最初から武々夫だったんじゃないか……と諦めかけるアルジャですが、そんな時ドラルクが何かを思いつきます。

取り出したのはもう何度目かの登場、誰でも幻覚見えるくん。それによってドラルクが映し出したのは……昔の怪しい広告によくあった、札束風呂と美女の幻覚でした。(雑誌の裏とかでよく見たなあこれ)

それを見た武々夫の精神はますます強くなり、逆効果なのでは?と思いかけた時、幻覚の美女達が武々夫では無くアルジャの名を呼び始めます。

それに怒った武々夫は自分の一部になっていたアルジャの精神を見事自ら弾き出しました。何とか分離に成功し、優しい言葉をかけるロナルドですが、アルジャの方は全く懲りておらず、むしろこの屈辱を別の体で晴らしてやろうと事務所を飛び出していきます。(流石危険度Aランク)

しかし丁度事務所のドアを開けた武々夫の父、暴々夫にうっかり憑いてしまい、また同じ様にバカに侵食される羽目になってしまうのでした。自業自得……だけど可哀想だなあ

 

 

後5回で記念すべき300回!!何か特別な話をやったりそれに合わせてアニメ二期の情報が出たりするのでしょうか?(本当、そろそろ追加キャストとか放送時期とか知りたい)しみですねーそれではまた!