ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第321死「踊るなベイビー」 感想

こんにちは。今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はセンターカラー!にっぴきとヒナイチで夜桜のお花見です。花より団子といった感じのヒナちゃんやジョンが可愛いですが、それよりロナルドのダサTシャツのバリエーションに驚きます。よくそんなのあったな……

 

本編の舞台はいつもの事務所。パトロールに行っていた筈のロナルドが戻って来たかと思うと、唐突に「おならプー!」と叫び、事務所内ではしゃぎ始めました。

その様子を見たドラルクは諦めた目で「とうとうこの日が……」と呟きます。過去の様々な経験により、恐らく精神だけが幼児退行してしまう催眠にかかったのだろうと予想がついてしまったのです。そんなドラルクを子供らしい無邪気さで何度も殺しながら遊び続けるロナルド。流石に放置できないと思ったドラルクは原因を探りに外へと出掛けます。

ラルクと一緒に外に出てきてしまったロナルドは公園でひたすらに遊び続けます。五歳児ならまだギリギリ何とか可愛げのある行動(バッタを食べようとするのはちょっと危ないかも)ですが、見た目が立派な成人男性。暫くすると不審者の通報を受けたヒヨシや半田が公園へとやって来ました。ロナルドの奇行にショックを受けつつも(表情は動揺していても、醜態を記録するためにスマホで連写する手は止めない半田流石すぎる)二人はそれぞれの方法でロナルドを正気に戻そうとします。ヒヨシは優しい言葉で慰めるも泣いてしまい効果無し。半田はお得意のセロリでショック療法を試みますが、逆に赤ん坊まで退行が進んでしまいました。そこに偶然サテツとショットも現れ、協力をしてくれますがそれでも効果はありません。(持っていた肉まんをただ見せて、あげずに自分で食べるサテツお前……とてもらしくはありますが)

完全に赤ん坊になったロナルドをどうするか悩む一同。そこに誰かの泣き声が聞こえてきました。どうやら街にはロナルド以外にも精神だけ子供になってしまった人達が何人もいる様子。

その内の一人に近付く怪しい影。その男、『吸血鬼幼児タイキスト』はこの騒動の元凶で人間の精神年齢を退行させる催眠術を使う恐るべき吸血鬼。いや本当に怖い能力だなこれ。

男を取り押さえようとしますが、逆に能力を喰らってしまい混乱する一同。その時、一発の麻酔弾が男の額へと命中し男は崩れ落ちました。

そこに立っていたのは催眠が解け正気を取り戻した退治人ロナルド。時間経過で解けたと言ってはいますが、仲間のピンチを感じて自力で催眠を解いた、とも思える描写が格好いいですね。

ロナルドは幼児タイキストを連行するヒヨシに向かって礼ととある問いかけをします。

「俺 立派な大人になったかな?」

「もちろんじゃ!」

ヒヨシは笑顔で答えました。

和やかな空気が流れる中、ロナルドは自分の背中に何かが挟まっている事に気付き手を伸ばしました。現れたのは半田が先程仕込んだセロリ。

再び赤ん坊まで幼児退行してしまったロナルドのシーンで今回は終わりになります。

 

 

 

 

再販ありがとうございます!友達に一つは貰ったのですが自分では見る前に完売してしまったので……今度は自分でガチャガチャ回してみたいです!それではまた!