ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

256死『作り創られは永久なれ』感想

こんにちは。今週も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。ネタバレ満載ですのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

今回はドラルクが芸術心?を存分に発揮した自作の絵画を事務所の壁に飾ろうとする所から話が始まります。そりゃ賃貸物件の壁に釘穴開けようとしてたらまずそれで怒るよな……もうそんな細かい傷気にならない位破壊、改造されている事務所ではありますが。そんないつも通りのやり取りをしていると今回の依頼人である吸血鬼、ガレキ作郎がやってきます。

依頼の内容は彼の作ったフィギュア、ハニかむ・キューティーきらぴちゃんに関する事なのですが、このきらぴちゃんがとても可愛い!顔もキャラデザも物凄く好きです。ロナルド君も思わずカワイイと呟きますが、それに反応してフィギュアのはずのきらぴちゃんが喋り始めます。江戸っ子口調で。行動も中年のおっさんのそれで、戸惑う一同。

作郎がきらぴちゃんを作った時に抱いた生きて動いてくれたらどんなに幸せだろうという願いが眷属化という形で具現化された様なのですが、作郎の依頼はそのきらぴちゃんを元の動かないフィギュアに戻せないかというものでした。この部分、いつも台詞が詰まっている吸死としては珍しく台詞が無いコマが2コマあるのがとても印象的でした。依頼内容を聞いて複雑な表情を見せるロナルド君もとてもいい!好きなロナルド君の表情5選に入るくらい好きです。

取り敢えず様々な方法できらぴちゃんを元に戻そうと試みますが、まさか乳首と尻だけ露出した全身タイツを着たロナルド君が、性癖を連呼しブブセラを吹くというのが公式で出てくるとは思わなかったです。書いてても信じられなくなってくるけど公式です。

253死で出てきたクソし君も再登場しますが、お得意のネガティブさもきらぴちゃんの熱い言葉に押し負けてします。これ、前の時もマリアさんとかがいたら一発で解決してたかもしれない……

事務所の外に出て色んな人の影響を受けてみようという提案もうまくいかず、諦めようとロナルド君が言いかけた所で野生の下等吸血鬼が作郎に襲いかかり、それを庇ってきらぴちゃんが大きな傷を負ってしまいます。そこで涙を流しながらきらぴちゃんへの想いを語る作郎。

作郎はきらぴちゃんの性格がおっさんな事が嫌なのではなく、自分を守る為に何度も傷付いてほしくなくて動かないフィギュアに戻って欲しかったんですね。これロナルド君は気付いて無かったけどドラルクは最初から感づいてたっぽいのいいですね……壊れかけのきらぴちゃんと作郎に血をぶっかけて、二人にアドバイスする姿はいつもより大分頼もしく見えました。流石200年以上生きてるだけはあるなあと思った所で今回は終わりになります。

 

 

 

 

アニメ企画進行してるのがこうやって分かるのいいですね!来月にはまた特番があるので今から楽しみです!それではまた。