ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第290死「密着!吸血鬼対策課!!」 感想

こんにちは。遅くなってしまいましたが、今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

吸対回だよやったーーー!!今回はタイトルからして分かる通り吸血鬼対策課、略して吸対の仕事ぶりに密着していく回みたいですね。それでは進めていきます。

夜一番の仕事、街中のパトロールは吸血鬼「なんか嫌なものをくれるおばあちゃん」というもうそれは能力なのか何なのか分からない馬鹿を発見する所から始まりました。本当にこの町は変なのいっぱいいるな……

吸対の人も退治するんですねという市民の言葉にもちろん退治もするが、それよりも市民への避難勧告や誘導を優先し、その間は退治を退治人に任せたりすると答えるヒヨシ。アカジャやファンブックでは少し書かれていたものの本編ではあまり詳しく書かれた事の無かった吸対の仕事ですね。退治人と吸対は微妙な関係らしいですが、この町では他の土地よりも双方の連携が上手く取れているんだろうなーという気がします。

そして次はそんな退治人達の業務監督のお仕事。ギルドにやって来たヒヨシ達を見て、そんな設定いつ生えたんだと言うドラルクですがいや本当にそれな!?定期的とか言ってるけど初めて見たわ!?

大好きな兄貴を前に格好いい姿を見せようとするロナルドですが、丁度出現した吸血鬼が人間よりも大きく虫のように動くジャンボセロリだった為に悲鳴を上げて泣き叫ぶ事しか出来ませんでした。(セロリ嫌いじゃなくても結構気持ち悪いなこれ)失意の退治人(弟)を慰めるヒヨシ。果たして吸対の仕事なのかは分かりませんが、結果ロナルドは頬を赤く染めハイテンションになる位なぐさまり過ぎたので良かった……のかな?(この時のロナルドの顔、作中で一番位に蕩けてて好きです)

トロールと業務監督を終え、署に帰ってきてからも先程のおばあちゃんを取り調べたり書類を作成したりと(色々な意味で)大変そうな署内。そんな時、VRCのヨモツザカから実験体の吸血虫を大量に逃がしたという報告を受け、一気に慌ただしさも加わります。

報告内容からすぐさま吸血鬼による危険範囲を予測し警報を発令、範囲内の市民を公園へと避難させるという冒頭で書かれていた業務内容が早速実施されました。退治人と違い国家の組織だからこそ出来る事ですよね。

公園で待機している間に、退治人から退治がほぼ完了したという連絡を受け、安心する一同。しかしそこで半田がダンピールの能力により、いち早く大きな吸血鬼の気配を察知します。公園の地面を突き破る様にして現れた巨大な下等吸血鬼。それはサテツとロナルドが出会った時や半田とロナルドが地下に落ちた時と同じくキメラの様な見た目をしており、「ゴボッ」と鳴き声にもならない音を出しながら人々を襲おうとします。

ヒヨシはすぐに指示を出し、サギョウに敵を引きつけさせます。そして全身が地中から出た所でヒナイチが吸血鬼を一気に切り裂いて見事退治しました。「僕の意味ありました?」とぼやくサギョウですが、それを半田とヒヨシは褒め称えます。いや、本当に巨大な吸血鬼を刀一本で引きつけられるの、凄いし格好いいぞサギョウ君!!

こうして吸対と退治人達の活躍により今日も町の平和は守られましたが、その一方で倒した吸血鬼の中からヨモツザカが逃がした吸血虫と似た個体が発見された事により不穏な空気も漂い始めます。

以前から出てきているキメラの様な謎の下等吸血鬼とヨモツザカ。一体そこにはどんな関係性があるのでしょうか。気になる所で今回は終わりになります。

 

 

「ロナルドばかり見ているせいか、ヒヨシがロナルドの兄ということには未だ気付いていない。」

今回の柱の半田の説明文、すごかったです。あんなにカラーリング似てて兄弟だって気付かないのおかしくない??という長年の疑問に一文で答えられてしまいました。凄い、流石半田……!!一体彼の目に世界はどんな風に見えているのかちょっと気になりますね。それではまた!