ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第312 死「ツッコミが一番難しいんだ」 感想

こんにちは。とても遅くなってしまいましたが今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

何時もの様にパトロールに出かけようとする二人と一匹。すると事務所の前の道路に『新横浜くそったれお笑いクソ大会』と書かれた謎のステージが出現していました。何故あるのか誰が置いたのかも不明ですが、このままでは交通の妨げになると思ったロナルドはステージ上へと上がっていきます。

「はいどうもー吸血鬼クソボケでーす」

「退治人ロナルドでーす」

するとステージ裏からスーツ姿の男が現れ、漫才師の様な挨拶を始めました。それに釣られる様にして挨拶をしてしまうロナルド。男の面白くないボケネタに対して顔面パンチのツッコミを入れてからロナルドは事情の説明を求めました。

男はお笑い芸人を目指す『吸血鬼クソボケ』相方となってくれるツッコミの人を探してお笑いフェスティバル結界なるものを張っていたそうです。一度ステージに近付いてしまうと男が満足するまで出られない&ステージ自体はレンタル品なので壊すと賠償金がかかるという理由から、ロナルドは仕方なく男の漫才に付き合う事にしました。しかしいざ初めて見るとクソボケのボケはどれも訳の分からない物ばかりで、ロナルドはツッコむタイミングさえ分からず途方に暮れる事になります。そんなロナルドに対して勝手に落胆し次々と結界内に人を集めていく吸血鬼クソボケ。ギルドの仲間達や武々夫や関西人であるクワバラでも男のボケに綺麗にツッコむ事は出来ませんでした。

そんな中、無理矢理集められ野次を飛ばす民衆の前でひたすらにクソボケを続ける吸血鬼の姿を見てロナルドはある思いを抱きます。

(あまりのクソボケに殴ることしか考えていなかったが…漫才をやりたい気持ちは本物なんだな)

そして自ら何か力になろうと申し出るお人好しに対してドラルクが渾身のツッコミを入れます。クソボケが滑ってもネタを続けられるのは一切プレッシャーを感じていないから。自分のクソボケに上手くツッコんでくれる相方さえ見つければ、楽に有名になって稼げるという他力本願過ぎる願いをドラルクに見抜かれ、クソボケは開き直ります。ドラルクはそれ自体を否定したりはせず、堂々と胸張って相方を探せば良いと言った上で叫びます。

「つまりお前の悪いところは一つ!!路上で勝手にやっとることだー!!!区役所に許可とれー!!!」

そうしてロナルドの拳が三度男の頬にめり込み、事件は終わりとなりました。

後日、事務所宛にクソボケから超面白いツッコミとコンビを結成したとの連絡を受け見に行った二人と一匹が何とも言えない漫才を見せられた所で今回は終わりとなります。

 

 

 

 

 

い、行きたい……!!現実もお祭りだ……!!

 

 

次回は年明け1月4日(水)発売のチャンピオン6号で、何とW表紙&巻頭カラー&ポストカードふろく&ジョンの貯金箱応募者全員サービスと盛り沢山な内容となっています!アニメ二期も目前で楽しみですね!!それではまた!!

 

 

 

見た瞬間思わず変な声出たジャケット。ありがとう公式……