ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第286死「かつて変態だった俺たちへ」 感想

こんにちは。遅くなってしまいましたが、今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

先週は休載だったので二週間ぶりの本編になりますね。

今回はいつもより静かな新横浜の町から始まります。静かすぎて若干不安になりつつも、平和なのは良い事だと思うロナルド。そんなロナルドとすれ違う見慣れたマスクの男……何と吸血鬼マイクロビキニがまっとうに服を着て町を歩いているではありませんか。異常事態(普通の世界だったら当たり前の事ですが)に動揺しながらビキニを問い詰めるロナルド達はそこでよく周りを見回し気付きます。

町が静かなのは、いつも騒いで暴れまわっている変態達が皆変態では無くなっているからだったのです。(ここの靴下コレクションじゃ無くなったタビコさん普通に美人のお姉さんで好きです)

「良い事なのでは?」全くロナルドの台詞の通りではありますが、変態さを失った変態達は見るからに活気を失い弱って倒れていってしまいます。そんな面々を放っておけずに、それぞれの性癖に合った対処をするロナルド。しかしまっとうになった変態達に引かれてロナルド自身が変態扱いされてしまう始末。かわいそう。

そんな時、ロナルド達に謎の声がかけられます。

「余は吸血鬼唯一無ー二マン」(ネーミングセンス最高かよ)

そこには褌一枚で謎のステッキを持ち、巻き毛ロングな小太りの男が立っていました」

男はこの世に変態は自分だけで良いという考えの元、自身の能力である強制更生催眠を手当たり次第ぶち当てていた模様。そんな変態達を本当に戻していいのか若干疑問に思いながらもロナルドが男を追いつめますが、男は吸血鬼らしくコウモリになって逃げてしまいます。

逃げた男を誘い出す為にはどうすればいいか考えるロナルド達。

結果、自分達が変態の格好をするという囮作戦で見事男をおびき出す事に成功しました。(股間サメロナルドがこんなに早くまた見られるとは思ってなかった……え、それ私物になったの?)おびき寄せられた男はそんなロナルド達の事を仕事でやっているだけの偽変態だと言いますが、そこに新横浜中の変態達(野球拳大好き、オッパイ丸出しブラザーズ、ゼンラニウム、熱烈キッスに加えて匂いフェチの御条さんが再登場したの嬉しい)が集まり男を取り囲みます。あまりの変態の多さに焦る無ー二マン。

「変態はいくらでも現れる!どれだけ消そうと…誰しもが心のどこかで変態だからだ!!お前が唯一無二になることはない!!!」

「唯一無二であるために変態をやっているお前こそ空虚な偽物ではないか?」

全身スーツを着たドラルクの力強いメチャクチャ理論により男は膝をつき、町の皆にかけられていた能力を解きました。元の騒がしい町を背景に落ち込んでいる無ー二マンを言葉で励ますドラルク

その言葉を受けて目が覚めたらしい無ー二マンは自身に更生睡眠をかけて、ビシッとスーツを着こなすきれいな無ー二マンへと生まれ変わりました。

しかし結果として他の変態と同じく弱ってしまう所で今回は終わりとなります。

 

 

来週は巻頭カラー&ジグソーパズルの応募者全員サービス!!ラルク&ジョンの絵だそうですがどんな絵柄なんでしょうか?楽しみですね。それではまた!