ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第307死「ネズミに紛れてお楽しみ」 感想

こんにちは。とても遅くなってしまいましたが、今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

今回はドラルクの父ドラウスを始めとするいつもの古き血メンバー達が某夢の国へと足を運んだ所から始まります。もう絶対に面白いやつじゃん。

ドラウスがドラルクやミラを誘う為の予行練習に着いてきてくれる一同優しい。というかやはりそれだけドラウスには率いる素質があるという事なんでしょうね。

古き高等吸血鬼の格の違いを人間に見せつけるという名目で取り敢えず入園した一同ですが、真面目にガイドマップを読みこんだのはノースディンのみで他の面々は園内のルールもよく分からないままとりあえず列に並んだりします。真面目過ぎるが故に可哀想なノースディン……お前悪くないよ、スマートパスは絶対取っといた方がいいもん。

全く動かない列に時が止まったのかと錯覚したり、やっと乗れた乗り物が落下系で絶叫したり、やたらと圧が強いマスコットキャラ『ヴィッキー君』に怯えながらも一緒に写真撮影したり、お土産物屋へ行ったり等。

あれ?我々普通に楽しんでね?という事に気付き今からでももっと畏怖さを出すべきなのではと焦るドラウス達。

ここでさっきのヴィッキー君が再び姿を現しますが、それを見たスタッフのお姉さんが首を傾げます。

「あれ?ヴィッキー君今ここに来る時間じゃないのに」

そのヴィッキー君の正体は吸血鬼エセッキー君。グリーティングに来た客から血を吸ってやろうとたくらむ彼でしたが、タイミングが悪過ぎました。(良すぎたともいえる)

古き血の面々により焼かれ凍らされグールに掴まれ殴られ、最後にはヴェントルーに鷲掴みにされ空中飛行をさせられた彼は登場から2ページでダウン。スタッフのお姉さんに変身したディッケーナにより、一連の騒動自体がショーだったという事で場は収まりました。

人々の歓声と皆の夢を壊さないでくれてありがとうというお姉さんの言葉にまんざらでもない気持ちになる一同。

そこへ近付いて来た本物のヴィッキー君。今なら恐れず胸を張って……!と意気込み笑顔で記念写真を撮ろうとするドラウスでしたが、そんなヴィッキー君はどこからかとても見慣れたステッキを取り出し、辺りを眩しく照らします。

楽し気に駆けていくおじさんもといヴィッキー君の後ろ姿を無言で見つめながら、怒りを堪える一同でした。

いつものオチなのに、最後読むまで全然気付かなかった……ヴィッキー君受かるおじさんすごいな。

 

 

来週は休載、連載再開は47号からです!それではまた!