ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第298死「あばけ!オータム暗黒秘密書庫」 感想

こんばんは。今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

今回はオータム書店編集者、サンズの視点から始まります。編集会議に勝てずふてくされながら会社の通路を歩くサンズ。大好きなロナルドが偶然現れたりしないかなと呟いているとまさにその願望通りにロナルド(缶詰明け)と鉢合わせる事が出来ました。

喜びと衝撃のあまり全身を天井や床に打ちつける様に跳ねるサンズ。するとその弾みで何かのスイッチが押され、床に大きな落とし穴が出現し、二人は深い穴へと落ちてしまいました。

落ちた先にあったのは、重厚な造りの怪しい門。サンズによるとそこはオータムにまつわる重要な書が厳重に保管される場所ーーーオータム暗黒秘密書庫と言われているらしく、中の書を守る為に様々な罠や関門が設置されているそうです。そんな場所に居られるかと穴に向かって助けを求めますが、運の悪い事に居合わせたのはサイコパス思考のサイコータム君。二人の状況を分かっているのかいないのか、自らも単身で穴に落ちてきたサイコータム君を最後に穴は閉まってしまいました。

こうなれば自分達で暗黒書庫を攻略するしかないとやる気を見せるサンズにひたすら不安そうなロナルド、そこにサイコータム君を加えた一行は門を開けて先に進んでいきます。

大地下迷宮卑屈な疑似作家AIに原稿を一本書かせる等の関門を半ば力ずくで突破し、遂に秘密書庫の入り口に辿り着いた三人でしたが、何故かそこには関門がありません。不思議に思っていると、突如空間が歪み、亜空間から最終関門(フクマ)が現れました

泣き叫ぶロナルドが侵入者では無くただ迷い込んだだけな事を知ると、すぐに地上に送ってくれようとするフクマですが、やる気に満ち過ぎたサンズの啖呵により結局戦う事に。ここでサンズを切り捨てる事はせず、一緒に書庫に到達しようと考えるロナルド好きです。(単に武器を持つフクマから逃げたいが為の行動かもしれませんが)

瞬殺されるサンズを見ながらどうするべきかと迷うロナルドでしたが、ある事を思いつきサイコータム君に変形する様お願いをします。

「ねこです!!!」

そうして力強い口調と勢いでフクマの目の前に差し出されたのは、猫(耳四つと猫の様な口元を持った姿)に変形したサイコータム君果たしてこれは猫と言えるのか??とかなり怪しい部類の変形に思わず動きを止めてしまったフクマの隙をついて、ロナルドは見事暗黒書庫への入口へと辿り着きました。しかしその扉には5000桁のパスワード入力端末が

結局書庫の中には入らずフクマの力によって皆無事に地上に戻る事が出来ました。

色々ありはしたけれどサンズにもサイコータム君にも世話になったと礼を言うロナルド。(今回,本当に巻き込まれただけなのに優しい)

褒められて無邪気に喜ぶサイコータム君でしたが、「もっかいやってもっかいホメられよ~」の言葉と共に再びスイッチを起動。今度はフクマを含めた四人で落とし穴に落ちた所で今回は終わりになります。

ふ、フクマさん居ればすぐ戻れるから……

 

 

次回は300回直前ハッピー回らしいですが、誰にとってのどんなハッピー回なのでしょうか?次回も300回も楽しみですね!それではまた!