ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第274死「頼れる先輩・チノ池」 感想

こんにちは。今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

今回はオータム書店回。特殊バイオ社員チノイケ君が新人、サイコータム君(第265死)の指導を任される所から話が始まります。プロレス用語しか喋れないチノイケ君の台詞をいつもはフクマさんやクワバラさんが翻訳しているのですが、今回は読者にも分かりやすいよう全て訳された状態で書かれていました。

チノイケ君とても良い子で常識人(?)だな……!!性格だけなら吸死の世界でも大分マトモな分類に入りそう……(個人的に吸死の世界での一番の常識人はアルコちゃんだと思っています)

さて、そんなチノイケ君が指導する新人サイコータム君ですが、やはり行く先々でサイコな面を発揮します。敵を取り敢えず攻撃したり自爆をして片付けようとしたり、締切ギリギリの神在月先生の前で自分の命を使ったロシアンルーレットを行ったり、バイオ社員に「祈ってもこの世界に神はいない」という真理を教えこもうとしたり等。その度にチノイケ君は涙を流しながらツッコミ、行動を止めようとします。

そんな時、二人は駅で敵対出版社である胸熱出版の編集と遭遇します。普段は基本的にお互い干渉しないのがルールだそうですが、アイサツとしてサイコータム君は相手に中指を立てて喧嘩を売ってしまいます。売られた喧嘩は買うと武器を手に取った相手に自爆で対抗しようとするサイコータム君ですが、その間にチノイケ君が立ちはだかります。

「後輩の不勉強は先輩が詫びさせて頂きます!」

そう言ったチノイケ君は自ら手は出さず、ただひたすらに相手の攻撃を受け止める事でその場を切り抜けました。傷だらけのチノイケ君に素直に謝るサイコータム君。そんなサイコータム君にチノイケ君は暖かい言葉を掛けます。

「後輩のミスをカバーするのが先輩だ!」

「安心していっぱいミスして成長してね!」

ち、チノイケ君……!とてもいい先輩だよ君は……!!

 

そうしてオータム書店に帰って来た二人。一番の学びは何だったかというクワバラさんの言葉に元気良くサイコータム君は答えます。

「成長するためにいっぱいミスする!」

そして自分のサイコ人格を会社のパソコン全てに誤送信するいう所で今回は終わりになります。チノイケ君、頑張れ!

 

 

 

 

来週は年末なのでチャンピオンはお休み。次回は1月6日発売の号に掲載となります。

アニメ二期が決定し、7日には最新刊19巻が発売、グッズやコラボイベントが続々と発表、開催されている吸血鬼すぐ死ぬ。来年もとても楽しい展開が続いていきそうで嬉しいです。それではまた来年!