ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

吸血鬼すぐ死ぬ1巻感想

こんにちは。今日ははじめの挨拶でも書いた通り、『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を単行本ごとにまとめて書いていきたいと思います。雑誌で掲載された当時の感想を綴るものとは違い、過去に読んだ時の記憶を思い出しながら、なおかつ現在掲載されている話を引き合いに出しつつの感想になります。新鮮さには欠ける感想かもしれませんがよろしくお願いします。

 

第1死 退治人来たりて空を飛ぶ

まさか開始3ページでタイトル回収するとは思ってなかった第1話!ボケに対してのツッコミの言葉一つ一つが細かくて笑いながら読んでました。最初はロナルド君がツッコミ担当かと思っていましたが、自伝を出してきた辺りでこれは……どっちもどっちだな!と理解しました。今でもよく出てくるキックボードの子(本名が分かる日は果たして来るのか)、名前は出てきませんがメビヤツやジョンも登場するとても盛り沢山な初回ですね。

第2死 バカとコンビニと無情

まだ名前は出てきませんが、記者のカメ谷の初登場回でもある第2話。前回は舞台が城でしたが、ここからはロナルド君の事務所がある新横浜がメインの舞台となります。この漫画を友人から勧められた時、吸血鬼と退治人の話で舞台が新横浜だと言われ混乱したのを思い出します。武々夫君この頃は結構落ち込んでいる描写も多かったけど、最近はロナルド君の言葉通り強く生きている気がします。本人が成長しているかは置いといて。

第3死 愛執・アメーバ・アルマジロ

ジョンがしっかり名前付きで登場した第3話。ドラルクを庇ったり、スラミドロを説得しようとしたりいい子ですねー可愛い。後、メビヤツを帽子かけに……と言われて即座に否定の言葉を返すロナルド君も不思議な感じですね。今では自我を持ち立派に帽子かけとしても働いてくれているメビヤツの成長具合がとても好きです。

第4死 襲撃!! フクマさん

作中でも最強(恐)クラスであろうフクマさん初登場の第4話。事務所にフクマさんを寄せ付けないためのネコ、今思うと結構いい案なのでは?とも思いますね。

それよりロナ戦いつか本当に発売されませんか??読みたい。

第5死 新横浜に花と散るらむ

見た目のインパクトが凄いゼンラニウムさん初登場の第5死。いや、ゼラニウムの花は好きだしゼンラさんも恰好と同胞を増やそうとする思考以外はとてもいい吸血鬼だと思うんですよ……でももし表紙できたりしたら手に取りづらいですね。サテツ君や小学生トリオが初めて出てくる回でもありますね。

第6死 壁を叩いて殺せるか

ヒナイチ初登場回である第6話。吸血鬼対策課の存在が初めてしっかりと書かれた回でもあります。ヒナイチとても格好いいですね!最近だと可愛いという印象を強く持ってしまっているので、警戒心の強い彼女の姿を懐かしく感じてしまいます。杓子定規という言葉がすぐに出てくるロナルド君、流石作家業やってるだけはある……

第7死 出世街道転落道

ヒナイチ回続き。名前は出てないけどヒヨシ初登場回でもあります。ドラルクの監視任務をしながら自分を納得させようとしているヒナイチ可愛いですね。あ、前回格好いいと言ったのにもう印象が可愛いになってしまった。

第8死 愛(エロス)ゆえに変態(メタモルフォーゼ)

見た目のインパクトが凄い(2回目)へんな動物の初登場回です。こいつアニメでどんな風に動いてどんな声で喋るんでしょうか。本体から考えてきっととてもいい声がつくんでしょうけど言わせて大丈夫なんでしょうかこの台詞達……ごらんの通り吸血鬼ですと言われて私の中の吸血鬼の定義が更に曖昧になった回だと思います。

第9死 バカ騒ぎ退治人ギルド

退治人のギルドに初めて向かう話です。今はもう殆ど名前も分かっている人達ばかりですが、この話ではホームランバッターとシーニャさん位しか名前を出さなかったんですね。ホームランバッターの「バットはともかくボールで戦うのは骨が折れるぜ!」の台詞がツボに入ってとても笑っていた記憶があります。

第10死 まだバカ騒ぎ退治人ギルド

前回の続きのギルド回です。本気のロナルド君の射撃シーン格好いい!その後に褒められ慣れて無くて照れる姿も可愛くて大好きです。最近銃を撃つより殴って退治する方が多くなってきたロナルド君ですが割とこの巻から拳で解決している事の方が多い気も……?

第11死 Quest of Gate:魂の探究者たち

ラルククソゲーレビュー始まりの回ですね。ゲームの魅力を力説するドラルクを見る少し驚いた顔のフクマさんが好きです。というかよく考えたらこの回のフクマさん窓から入ったり天井から出て行ったりまともに事務所出入りしてない……!!ロナルド君が弾とかどこで仕入れてるかも未だに分かっていないのでいつかそういう話も知りたいですね。

巻末等

 嘘予告大好き……今までずっとギャグなのに最後にいきなりこんなシリアス情報出されて嫌な奴おらんやろ(暴論)この設定の吸死も本当に出たりしませんかね……

柱のキャラクター設定、本編だけじゃ分からない事も沢山書かれているので、こうやって巻末にまとめてあるのとても嬉しいですね。雑誌で読む時も毎回楽しみにしています。

 

 

この記事を書く為に1巻を読み返しましたが、ひとつの話の情報量多すぎて何度も読み、その度に笑ってしまいました。ほとんど1話完結の話なので気軽に読めるんですが、キャラクター1人1人の設定がとても作りこまれているので深読みするとどんどんその魅力に嵌まっていく、とても楽しい作品だと思います。(毎巻単行本が発売される度に先生のTwitterで行われるエア握手会・アカウントジャックが情報の宝庫なので、そちらも併せて見ると更においしい)

続きの感想も近い内にまとめていきたいです。それでは。