ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第304死「ドラルクぴよりんチャレンジ」 感想

こんにちは。今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

今回は一人出掛けていたドラルクが、最近関東に進出した名古屋の名物ケーキ『ぴよりん』を発見した所から始まります。早速購入し、ジョンに持って帰る為急いで帰ろうとしますが、そこでとある事に気が付くドラルク

果たしてこの壊れやすいぴよりんを自分一人の力で無事持って帰れるのだろうか……

もし持っている最中にいつもの様に死んでしまえば、終わりです。可愛い使い魔に電話をしてしまったドラルクは、何とかぴよりんを崩さず持って帰る『ぴよりんチャレンジ』の為にあらゆる手段を考え始めます。

 

最初に同居人であるロナルドを呼んで持っていかせようとしますが、脱稿テンションの彼は脇でリンゴを挟みジュースを作っている真っ最中。そんな奴は箱を振り回しかねないと諦めます。

次に偶然通りかかったサテツに頼もうとしますが、箱の中身がぴよりんだと知った瞬間サテツの雰囲気が一気に変わります。崩れるどころか丸っと無くなってしまう危険を感じたドラルクは再び諦めます。

それからもドラルクは安全な運搬方法を模索し続けますが、その行く手に現れる新横浜の愉快な吸血鬼(かつて世界をマッチョにしようとしたプロテイン頭の奴)や人間達(道行く人に大縄跳びを仕掛ける愛好会、力士の群れ、ドラルクがぴよりんを無事に運べたら手術を受ける決意をする謎の病弱な少年や、故郷の彼女にプロポーズする決意を固める謎のソルジャー……変なの人間の方が多いな)。邪魔されたり応援という名の重圧を増やされたりしながらも必死に頑張るドラルク。そんなドラルクの前にとある人が現れます。

それはロナルドの担当編集であるオータム書店のフクマでした。彼に事情を話し、亜空間移動によって無事事務所へと辿り着いたドラルク。楽しみに待っていたジョンの前で戦利品の箱を開けると、そこには可愛らしいひよこ、では無く亜空間の影響で変質してしまった謎の物体が入っていました。複数の目玉や触手を持ち謎の音を呟く神話生物の様な見た目のケーキにひっくり返るジョン。味は美味しかったらしいのですが『ぴよりん』チャレンジとしては残念ながら失敗なのかな?という所で今回は終わりになります。

 

 

 

次回予告『ファミレス打ち合わせ中、サラダとドリンクバーだけで粘る盆ノ木先生たちは店員の視線が気になりだし…!?』

次回予告でエッセイが続いてる!?これはこれで楽しいですが、本編でやってもいいんですよ先生……それではまた!!