ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第254死『吸血鬼ドラルク殺人事件』感想

こんにちは。今回も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。ネタバレ満載ですのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

高校生トリオ回だよやったー!(この三人をまとめた呼びかたいつも悩む)

楽しみ過ぎてTwitterに予告が出てからずっとソワソワしてました。しかも今回はいつもの面子にドラルクとジョンも加わり、洋館を舞台にしたミステリーという盛り沢山の内容です。絶対12ページじゃ終わらんだろーと思っていたら本当に終わらなくて嬉しい悲鳴を上げました。(よく見てみたら予告にちゃんと前編って書いてありますね。本編の期待でそれどころじゃなかった)それでは感想の方にいきたいと思います。

二十澗館というホテルのプレオープンに招かれた一行。元・吸血鬼の館であり山奥にあるそこに向かう為貴重なロナルド君の運転シーンが描写されていますが、楽しそうな半田とドラルクのイタズラによって事故寸前の状態になりながら車は進んでいきます。ここで車が高速スピンしてももう着くから落ち着けの一言で終わらせるカメ谷の慣れている感じがとても好きです。

館に着くとそこにはオーナーと他の宿泊客の姿が。(三木さん最早準レギュラーでは?)挨拶を済ませそれぞれの部屋に着いた所で一つ目の事件が起こります。

ラルクが密室の部屋で死亡!すぐに復活し誰かに殺されたと主張しますが、いつもの事過ぎて皆死因で大喜利を始めるまでになってしまいます。怒ったドラルクは一人で犯人を探しますが、その最中にもう一度死亡。最初は戸惑っていた他の宿泊客もイベント感覚で楽しむ始末。館のオーナーもミステリーツアーとか企画したいらしいので、プレオープンの宣伝としては成功なのでは?と思う所ですが話はそう平和には終わりません。

宿泊客の一人である怪しい男、山田の姿が見当たらず、皆で探しに行っている間に第三の事件が起こってしまいます。

しかも今度は遊戯室の大きな照明が落下し、ドラルクがその下敷きになってしまうという笑い事では済まない事態に。周りに緊張が走った所で今回は終わりとなります。

 

今回本編も勿論ですが柱のキャラ紹介や半田君のロナルド君へのイタズラ部分もとても楽しかったです!ロナルド君の上履きを増やしたり、セロリに関するプレゼントを上げたり今回は中にセロリトラップを仕掛けたバッグを用意したりと半田君の嫌がらせは大体ロナルド君の私物を壊すでは無く増やす所に彼なりの優しさを感じますね。本当に優しいならそんな事やらないと言ってしまえばそれまでですが。

そして柱の半田君の説明で、彼がロナルド君に対して執着しているのと同じ位カメ谷の事を心配しているのが分かったのが個人的に今回一番好きな所でした!3:5:5(面白さ:無鉄砲なカメ谷を心配:ロナルドへの執着)!この黄金比これからも大切にしていきたいですね!!

 

 

 

 

 

 

公式アンソロジー始動おめでとうございます!カラーイラストかわいい!

早速読みましたが、盆ノ木先生以外の方が描かれる吸死がとても新鮮で面白かったです。来月は「めだかの学校」の森ゆきえ先生も参加されるそうなので、とてもワクワクしています。それでは!