ときのブログ

主に漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の感想を書いていくブログになります。

第280死「手抜きじゃないよ!?!?!?」 感想

 

 

こんにちは。とても遅くなってしまいましたが、今週も吸血鬼すぐ死ぬの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

今回は一コマ目から吸血鬼『ひとり珍走団といういつも通り良く分からない奴が現れました。しかし一コマでサテツにバイクを取り上げられ、すぐに出番が終了してしまいます。

男のバイクやサテツの左手についてメタい話をしている退治人一同の前に「救いましょう…」という声と共に天女の様な姿の人物が現れました。

女は吸血鬼『驚きの白さ』。名前を聞いただけではどんな能力を持つか分からない相手に焦る一同を前に、女は眩しく発光し始めます。

そうして気が付くと、何とそこは漫画としてあるまじき作画の無くなった世界が広がっていました。あるのは台詞の吹き出しと効果音と多種多様な効果トーンのみ。いやこれは流石に怒られるだろうとメタい理由で焦る一同は急いで驚きの白さを倒そうと意気込みます。しかし吸血鬼の能力によってお互いの位置や何をしているのか、そもそも誰がこの場に居るのかさえ分かりません。

トーンや効果音で自分の位置を主張した(此処でショットが出したデターッという効果音、せがれいじりを思い出して懐かしくなりました)りしながらどうしようか考える退治人一同の前に見えはしませんが、新横浜の個性的なメンバー達が姿を現します。

描写されないのを良い事に何かスベスベした姿に変身するへんな動物、トーンのお陰で服の柄や花はハッキリと描写される野球拳大好きとゼンラニウム、無言でY談波のみを放っていくY談おじさん。

籠目原弦さん、折角の再登場なのに姿は見えないまま辱しめを受けてとても可哀想……

 

そんな時、モザイク無しで神事が行えると喜ぶ吸血鬼かなまら祭りが、コマいっぱいの集中線を出しながら突然現れました。そのお陰で驚きの白さが居る場所には効果音やトーンがかからないと分かったロナルドはドラルクを何度も殴り殺し始めます。そうして出来た効果音の不自然なカケ、そこを狙い殴ると、ようやく作画のある世界が戻ってきました。

 

「しかし覚えておいてくださいなんか…明言はしませんがなんか…色んなアレがヤバくなった時、第2第3の私みたいな存在が現れるでしょう」

最後にそんなあやふやでメタい台詞を残す驚きの白さ。

すると次のコマで突然シンガーソングライターの※(こめ)津玄師を名乗るまた別の意味で怒られそうなキャラが登場します。

男が歌う『停電』。それによって先程までとは逆にベタで塗られた様な黒一色の世界が広が……りそうなるのがジョンガードによって食い止められた所で、今回は終わりになります。

 

……いやー最初から最後までメタい回だったな。

 

 

 

次回はセンターカラー&黄金ジョンのぬいぐるみの応募者全員サービスがあるそうです!やったー!どちらもとても楽しみですね!それではまた!